買い物客らでにぎわう中心商店街。多くの命を守るため南海トラフ地震対策が欠かせない(20日午後、高知市帯屋町1丁目)
南海トラフ地震に関し、高知市中心商店街にある店舗の52・9%が「耐震化など建物の安全対策」を課題と考えていることが、高知新聞社などが実施したアンケートで分かった。想定される津波の浸水深、到達時間を把握していない店も6割以上に上り、防災意識の向上が求められる結果となった。
アンケートは、昨年11月~今年1月にかけて実施。東ははりまや橋商店街から西は大橋通商店街までにある273店舗に用紙を配り、140店舗から回答を得た。回収率は51・3%。...