2019.01.19 08:35

坂本家子孫が安田町訪問 ゆかりの地で「ルーツ実感」

高松順蔵と妻、千鶴の墓所を訪れた栗山秀樹さん(安田町)
高松順蔵と妻、千鶴の墓所を訪れた栗山秀樹さん(安田町)

 坂本龍馬のおい、直寛の子孫の男性が18日、安芸郡安田町を訪れ、直寛の実父で同町出身の儒学者、高松順蔵の墓所などを初めて巡った。ゆかりの地に立ち、「坂本家、高松家の結び付きと、自分のルーツを実感した」と話した。
 
 来町したのは、栗山秀樹さん(46)=兵庫県宝塚市出身。大同生命保険の高知営業部長として昨春、高知県に着任した。坂本家の養子となり、自由民権運動や北海道開拓にも尽力した直寛のやしゃごに当たる。龍馬との縁を地域づくりに生かそうと、町が招いた。
 
 山本誠教育長らの案内で順蔵の墓所へ。順蔵に嫁いだ龍馬の長姉、千鶴の名前が隣に記された墓石に見入り、「両家の結び付きを改めて感じて、感動した」と話していた。太平洋が見える高台の生家跡も訪れた。
 
 これに先立ち、町役場で黒岩之浩町長と懇談した。栗山さんは、宝塚市の実家に残されていた直寛の長女一家の写真を持参。大正時代に札幌で撮影されたという写真には、画家として知られる坂本直行、栗山さんの祖母ら8人の子どもが写る。黒岩町長は「現在の子孫で集合写真を撮っても面白い。坂本、高松両家を守ってきた人との対談もできれば」と話していた。
 
 ゆかりの場所を巡った栗山さんは「歴史が残る町並みに驚いた。また訪れて、町の人ともいろいろ話したい」と笑顔だった。(北原省吾)

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カテゴリー: 社会坂本龍馬文化安芸


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