2019.01.16 08:42

東君平さんの詩、切り絵展示 香美市の「詩とメルヘン絵本館」

クスっと笑えてグッとくる112点が並ぶ東君平展「白と黒の世界」(香美市の「詩とメルヘン絵本館」)
クスっと笑えてグッとくる112点が並ぶ東君平展「白と黒の世界」(香美市の「詩とメルヘン絵本館」)
 やなせたかしさんが「天才」と認めた作家、東君平(ひがしくんぺい)さん(1986年死去、享年46)の企画展が香美市香北町の市立やなせたかし記念館「詩とメルヘン絵本館」で開かれている。14日は君平さんの妻で君平童話館(山梨県)の東英子館長による朗読会も行われた。2月4日まで。

 君平さんは神戸市出身で詩人や童話、絵本作家として活躍した。やなせさんに「君平さんにはかなわない」と絶賛され、雑誌「詩とメルヘン」に長年連載した。企画展「白と黒の世界」は詩や切り絵、イラストなど112点を展示している。

 朗読会では、代表的な詩集「心のボタン」「はちみつレモン」を英子館長が優しく読み上げた。純粋さや無邪気さ、そして不遇の少年期を思わせる詩の深い内容に来場者も聞き入っていた。やなせさんについて英子館長は「君平さんを評価し、家族のように包んでくれた」と振り返った。

 香川県から訪れた才津原(さいづばら)玲子さん(41)は「かわいくてクスっと笑える中にも、どこか切なくグッとくる奥深さが魅力ですね」と余韻に浸っていた。

 メルヘン絵本館は火曜休館。(竹内将史)

カテゴリー: 文化・芸能香長


ページトップへ