2019.01.14 08:40

矢に1年の平穏願う 高知市の土佐神社で「射初祭」

「金銀的奉射」で、真剣な表情で弓を引く高校生ら(13日午後、高知市の土佐神社)
「金銀的奉射」で、真剣な表情で弓を引く高校生ら(13日午後、高知市の土佐神社)
 矢を射って1年の平穏や五穀豊穣(ほうじょう)を願う「射初(いぞめ)祭」が13日、高知市一宮しなね2丁目の土佐神社で行われ、弓道愛好家や高校生ら約80人が真剣な表情で弓を引いた。

 宮司によると、祭りは江戸時代から行われているといい、1953年以降は県弓道連盟(西内達雄会長)の協力で毎年行われている。

 本殿では、古式装束に身を包んだ同連盟の役員が、東西の鬼門に向かって弓を鳴らし、天地の邪気を払った。さらに、西内会長がわらの的に向かって矢を放つと、静まった境内に力強い弦音(つるね)が響き渡った。

 境内では、28メートル離れた場所から直径約9センチの小さな的を射る「金銀的奉射」が行われ、集まった参拝客らから歓声が上がっていた。見事金の的を射抜いた、幡多農業高校1年の小野凜佳さん(15)は「今年は弓道の大会で入賞したい。文武両道の1年になるよう、御利益があれば」と話していた。(小笠原舞香)

カテゴリー: 文化・芸能高知中央


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