2019.01.13 08:40

「カツオ食文化」軸にストーリー 黒潮町で日本遺産認定へシンポジウム

シンポで意見を述べるパネリスト(黒潮町佐賀)
シンポで意見を述べるパネリスト(黒潮町佐賀)
 高知カツオ県民会議とカツオ文化日本遺産認定推進ワーキンググループは12日、幡多郡黒潮町佐賀の町総合センターで「カツオ文化日本遺産を目指して」と題するシンポジウムを開催した。申請に当たって、「江戸期から続く土佐のカツオ食文化」を軸にストーリーを作成する案を示した。
 
 「日本遺産」は地域に点在する文化財をストーリーでつなぎ、観光振興などにつなげる文化庁の認定事業。今月25日が2019年度の申請締め切りで、5月に結果が公表される。
 
 シンポには地元住民ら約80人が参加。ストーリー案は「大金を出し、競うように初ガツオを賞味した江戸っ子の粋が、現代の高知県民に受け継がれている」との内容。「構成文化財」としては、江戸期にカツオを担いだ男たちが高知城下を目指し疾走した塚地峠(土佐市)、その搬送を描いた絵画など県内42件の文化財・史跡をピックアップした。
 
 基調講演で同庁の杉浦久弘審議官(52)が「皆でコミュニケーションを取りながらストーリーを見つめ直すうちに、新しいことが分かりパワーになる」と助言した。
 
 パネル討論では県漁協佐賀統括支所の境好美・女性部長(70)が「伝統の一本釣りを後世に残したい。何としても登録を」と訴えた。(西村大典)

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カテゴリー: 社会カツオ県民会議社会幡多


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