2019.01.12 08:00

小社会 国家が徴税や徴兵、その他の目的で統計を作成する…

 国家が徴税や徴兵、その他の目的で統計を作成することは、古代ローマのように古くから行われていた。統計を読み解く統計学が発達した現代、統計の精度は格段に上がったといえる。

 「統計学者とは疑わしい前提から出発して計算し、誤った結果に達する人間である」。J・デュアメル著「世界毒舌大辞典」にある皮肉も、統計学者だけを責められない。前提となる統計数字が疑わしいのでは結果も誤る。統計とは正確な数字が全てだ。

 賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」が、不適切な調査を長年続けていた。雇用保険の失業給付や労災保険などを過少に支給されていた人は延べ1973万人、総額は537億5千万円に上るという。

 不適切な調査は、本来は東京都内の従業員500人以上の全事業所を調べるところを、実際にはその3分の1程度しか調査していなかったこと。過少に支給した人には、過去にさかのぼって追加支給しなければならない。調査の前提を勝手に変えたツケはあまりにも大きい。

 影響は東京都だけにとどまらない。勤労統計は政府の経済指標などにも幅広く利用される。重要度の高い「基幹統計」の手法がずさんでは、日本の統計全般の信頼性も揺らごう。

 統計制度を所管する総務省のホームページは、統計法の趣旨を「公的統計は社会全体で利用される情報基盤」と説明する。欺かれた国民も被害者だ。


1月12日のこよみ。
旧暦の12月7日に当たります。つちのと とり 一白 赤口。
日の出は7時11分、日の入りは17時17分。
月の出は10時52分、月の入りは22時46分、月齢は6.1です。
潮は小潮で、干潮は高知港標準で3時11分、潮位26センチと、15時48分、潮位71センチです。
満潮は9時54分、潮位145センチと、21時21分、潮位131センチです。

1月13日のこよみ。
旧暦の12月8日に当たります。かのえ いぬ 二黒 先勝。
日の出は7時10分、日の入りは17時18分。
月の出は11時23分、月の入りは23時41分、月齢は7.1です。
潮は小潮で、干潮は高知港標準で3時48分、潮位38センチと、16時46分、潮位69センチです。
満潮は10時33分、潮位141センチと、22時20分、潮位121センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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