2019.01.10 08:43

大野見産テナガエビが煎餅に 中土佐町の道の駅「なかとさ」で販売

販売中のテナガエビを使った煎餅(中土佐町の道の駅「なかとさ」)
販売中のテナガエビを使った煎餅(中土佐町の道の駅「なかとさ」)
町支援の養殖 初の商品化
 四万十川上流域の高知県高岡郡中土佐町大野見奈路で養殖されたテナガエビ類を練り込んだ煎餅が、同町久礼の道の駅「なかとさ」に並んでいる。新たな土産の品にと、道の駅が菓子製造の黄金堂(高知市神田)と連携して商品化。風味豊かな味わいで観光客らに好評だ。

 養殖は名古屋市の機械メーカー「マキテック」が2015年に始めた。餌や水温管理など稚エビを安定的に育てる手法は研究途中だが、県内河川で天然資源が減る中、四万十川の水で育てる養殖を町も支援。今回初めて、商品化にこぎ着けた。

 黄金堂は20年以上前から四万十川のテナガエビを使った煎餅を販売。同道の駅に土産物を提供している縁で高橋大弐駅長が昨春、養殖テナガエビの商品化を打診した。卵を持つメスは除外して材料に使うなど試作を重ね、昨年12月25日に発売した。

 四万十川の天然ものは安定した仕入れができず、黄金堂では近年、他河川産を使うようになったという。大野仁社長(55)は「四万十川の川エビを使えるのは名誉なこと。香辛料を抑え、川エビの繊細な味が出るようにした」と話している。

 24枚入りで1450円。早速、年末年始の帰省客らによく売れたといい、高橋駅長は「反応を見て味の改良につなげたい」と意気込んでいる。(早川健)

カテゴリー: 主要社会高幡


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