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2019.01.07 11:39

アザラシや狼もお触りOK!高知みらい科学館の「さわれる展示」

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高知市追手筋2丁目のオーテピア5階にある高知みらい科学館で6日(日)、「さわれる展示 生きものの手ざわりをたしかめよう」が開催された。

アナグマの剥製



四国自然史科学研究センター(須崎市)と高知みらい科学館が主催したもので、剥製(はくせい)となった生きものを触って、毛並みの手ざわりや爪の鋭さに触れられる。

アカキツネの剥製 美人と評判だった



初回となる6日は、ほ乳類がテーマで、11体の動物のはく製がずらり。主に県内で交通事故などに遭い、命を落とした動物たちが丁寧に復元されている。

左:高知県のたぬき 右:北海道のたぬき 毛皮の厚さに違いが



自然史センターからみらい科学館へ寄贈されたものがほとんどで、普段は科学館が倉庫で保管しているため、一般には公開されていない資料だ。

実験室いっぱいに親子連れが



今回のイベントを担当する自然センターの谷地森さんによると、展示される剥製は、データ不足などで「研究などに使う資料としては活用しにくい子たち」だが、「一般の方が触って、楽しんでもらえれば」と今回の企画に至った。

ふわっふわのムササビ



イベントは、黒い袋に剥製動物を1体ずつ入れて、何が入っているか手ざわりをヒントに当てるクイズ形式。小学生の親子連れらが押し寄せ、クイズ用に小さく開けた穴に手を入れると「きゃー!こわい!」「ふわふわしちゅう~」とはしゃいだ。

いの町の民家に眠っていたというアザラシの剥製 



答えあわせで剥製動物たちの姿がオープンになると、子どもらは「ねぇこれ噛む?生きちゅうが?」と最初はこわごわ手をのばし、慣れると「かわいいねえ」と毛並みの感触を楽しんだ。「この狼、うちのマットみたいやなぁ」という声も。

「マットみたい」と評された狼の剥製


このイベントは3月まで毎月1回、第1日曜日に同館実験室で開催される。次回2月3日(日)のテーマは鳥類、3月3日(日)は爬虫類の予定。ふわふわ?ざらざら?普段なかなか触れない動物たちの手ざわりをぜひ楽しんで。

※動物の毛、羽毛にアレルギーがある方はご注意ください。

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