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2019.01.03 08:32

大月町古満目で防火願い伝統の「水浴びせ」

地区の防火を願って行われた伝統の水浴びせ(2日午後、大月町古満目)
地区の防火を願って行われた伝統の水浴びせ(2日午後、大月町古満目)

 地区の防火を願う高知県幡多郡大月町古満目の正月行事「水浴びせ」の奉納が2日、地元の春日神社などで行われた。浴衣姿の若者が海水を浴びせられる様子を住民やカメラマンら約100人が見守り、激励の拍手を送った。

 水浴びせは1662年、地区のほとんどが焼けた大火をきっかけに始まったとされる。

 今年は地元出身の10~30代の若者9人が参加し、場所を変えながら計4回、水を浴びた。古満目地区地域交流センターでは、広場のござに正座。既に他の場所で水を浴び、吹き付ける風に体を震わせながら、熱いお茶の入ったやかんを抱き、座敷で宴席を楽しむ地区役員らを待った。

 舟歌を歌い終わった役員らが玄関に出てくると、若者が「早く掛けろ」と催促。役員らが「欲しいか」の声とともに勢いよくバケツで海水を「バシャッ」。寒さに耐える若者たちに住民らから大きな拍手が送られた。

 7年連続参加の会社員、川渕有也さん(35)=大浦=は「昨年は大きな災害があったので今年は平穏な年になってほしい」と寒さに震えながら話していた。(富尾和方)

カテゴリー: 幡多高知のニュース

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