2019.01.01 08:35

はちきん磁石 県外男性魅了  高知に引き寄せ 移住促進

土佐町 石川直さん、咲さん夫妻  京都で出会い 妻の故郷へ

石川直さんと咲さん夫妻。県内有数のコメどころである相川の棚田風景が2人ともお気に入りだ(高知県土佐郡土佐町相川)
石川直さんと咲さん夫妻。県内有数のコメどころである相川の棚田風景が2人ともお気に入りだ(高知県土佐郡土佐町相川)
 高知の女性の魅力に取り付かれ、磁石のように吸い寄せられ、高知移住を決めた男たちがいる。そんな現象を「はちきん磁石」と呼ぶのはご存じか。住み慣れた土地、仕事を捨ててまで追い掛けたい磁力が、私たち土佐の女性にはある!(ということにしておきましょう)。新春企画「はちきん磁石で高知へゴー」。土佐町のご夫妻を紹介します。

3人の子宝に恵まれた。実家の稲刈り作業では子どもたちも手伝うという
3人の子宝に恵まれた。実家の稲刈り作業では子どもたちも手伝うという
 棚田が広がる高知県土佐郡土佐町相川。ここで生まれ育った土佐町役場職員、石川咲さん(32)は「彼はここに来て20キロ太ったんです」と笑う。隣ではにかむ夫の直さん(32)は京都八坂神社の近くで育った都の男性。「人混みがたまに恋しくなる時がある」と遠い目をする。

近所に暮らす姉夫妻も4人の子だくさん。親戚が集まればいつもにぎやか
近所に暮らす姉夫妻も4人の子だくさん。親戚が集まればいつもにぎやか
 出会いは京都五花街の一つ先斗町(ぽんとちょう)。2010年7月、咲さんはフレンチ懐石店、直さんは居酒屋で働いていた。店は隣同士。咲さんは「隣の店にゴールキーパーの川島みたいな人がおる」とときめいた。サッカーのワールドカップ・南アフリカ大会で日本代表がベスト16入りし、熱狂している頃だった。鴨川の夏の風物「川床」で準備をしている直さんに声をかけ、デートにこぎつけた。

 1週間後に交際開始。9月には一緒に暮らし始めた。だがその時すでに、咲さんは土佐町役場への受験を申し込んでいた。両親との約束で1年後に土佐町に戻るつもりだった。...

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カテゴリー: 社会嶺北


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