2018.12.31 08:35

高知工科大発の超極小粒子「マリモ」実用化へ 歯科接着剤に活用

産学官連携が結実
電子顕微鏡で拡大した「マリモ」。産学官の連携で初めて実用化される(宇治電化学工業提供)
電子顕微鏡で拡大した「マリモ」。産学官の連携で初めて実用化される(宇治電化学工業提供)
 高知工科大発の超極小粒子、初の実用化へ―。香南市に開発・製造拠点を置く歯科材料メーカー、ヤマキン(大阪市)が義歯向けの新たな接着剤を開発した。工科大と宇治電化学工業(高知市桟橋通5丁目)が量産技術を確立した「マリモ」と呼ばれるナノ粒子構造体を活用することで、高い接着力を実現した。小さくて構造が特殊なマリモの活用はかねてテーマとなっており、県内の産学官連携が実を結んだ格好だ。

 ヤマキンが開発した接着剤は、重度の虫歯治療に用いるコンピューター制御で削った樹脂製のかぶせ物用。技術の進展で樹脂の強度が上がった分、接着が難しくなり治療後に外れるケースがあった。...

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カテゴリー: 政治・経済環境・科学香長高知中央


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