2018.12.29 08:35

トロっと甘い冬ネギ、香美市で収穫最盛期 ブランド化目指す

収穫ピークを迎えている香美市の伝統野菜「冬ネギ」を収穫する藤本正さん(香美市土佐山田町山田島)
収穫ピークを迎えている香美市の伝統野菜「冬ネギ」を収穫する藤本正さん(香美市土佐山田町山田島)

 香美市の伝統野菜「冬ネギ」の収穫が最盛期を迎えている。3年前からブランド化を図っている青ネギの一種で、「柔らかくトロっと甘く、鍋の主役になる」と栽培農家もお薦めの野菜だ。

 同市では、約80戸が青ネギを栽培。冬ネギは、同市土佐山田町などで古くから栽培されてきたが、葉が柔らかく収穫などに手間が掛かるため、10年ほど前から栽培農家が減少。「この味と産地は守らないかん」と、3年前から若手農家が栽培に本腰を入れている。

 現在は10戸ほどが約30アールのほ場で冬ネギを栽培。6トンほどの収量を見込み、12~2月限定で関西地方に出荷している。パッケージのデザイン作成に地元の鏡野中学校の生徒が協力するなど、地域を挙げて冬ネギの売り込みに取り組んでいる。

 若手青ネギ農家5人と共同営農している藤本正さん(48)は28日も収穫に大忙し。「うんと柔らかい。食べたらやみつきやきね」と、アピールしていた。

 地元では現在、地域の直販所に並ぶ程度だが、今後県内への流通を図り、地域の小中学生の食育にも活用することを目指している。(竹内将史)

カテゴリー: 主要社会香長


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