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2018.12.28 08:35

県大本焼却は複合的問題 検証委員会が報告「猛省し改善を」

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高知県立大の野嶋佐由美学長=左=に報告書を手渡す検証委員会の加藤勉委員長(高知市永国寺町)

 大学図書館の本約3万8千冊を焼却などで処分した高知県立大(野嶋佐由美学長)の問題で、外部の検証委員会(加藤勉委員長)は、学内の組織運営や意思決定の問題などが複合して事態を招いたとし、「猛省し、改善案の策定と実行に着手することが喫緊の課題」とする報告書をまとめ27日、同大に提出した。これを受けて同大は同日、野嶋学長ら幹部を文書訓諭(厳重注意)とした。
 
 大量焼却問題は8月に表面化。同大は直後に野嶋学長らが謝罪し第三者による検証委員会(7人)を設置。検証委は9月から4回、会合を開いていた。…

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