2018.12.26 08:45

平成最後に巨大絵馬奉納 三里中美術部描く 高知市の仁井田神社

神社に奉納した巨大絵馬と、制作した三里中生(高知市の仁井田神社)
神社に奉納した巨大絵馬と、制作した三里中生(高知市の仁井田神社)

 三里中学校(高知市仁井田)の生徒が描いた巨大絵馬が25日、地域にある仁井田神社に奉納された。来年のえとイノシシが体毛の一本一本まで細かく描かれ、躍動感たっぷりの仕上がり。28日から年明けの1月7日まで境内に展示され、その後は拝殿前に飾られ参拝客を出迎える。

 同神社によると、これまで各地の神社で見られる正月の巨大絵馬を飾ったことはなかった。吉野慶宮司(44)は来年の平成最後の正月は飾りたいと考えるようになった。そんな折、同校の体育祭や文化発表会で美術部員の描いたパネルを目にし、「すごく上手」と感心。絵馬制作を依頼することにしたという。

 今月上旬に制作をスタート。25人の美術部員のうち5人ほどが中心になり、毎日放課後に下描き、色付けと作業を進めた。

 できあがった絵馬は縦約140センチ、横約200センチの大作。宵闇の中、ハギの花の向こうでイノシシが月を見上げる構図。体毛は一筆ずつさまざまな色を使って描くことで、生命力あふれるイノシシとなっている。

 この日は同神社で2、3年生8人も出席して、奉納の神事が行われた。絵馬を見た吉野宮司は「素晴らしい。次も美術部の皆さんにお願いしたい」と感激した様子。「来年は元号も変わる節目の年。参拝に来た皆さんも、イノシシのごとくまい進し、飛躍の1年にしてもらいたい」と話していた。

 11月まで部長だった3年の土居史奈さん(15)は「かっこいいイノシシが描けたと思う。特に毛並みに力を入れました。見に来てくれる人が喜んでくれるとうれしい」と話していた。(平野愛弓)

カテゴリー: 主要教育社会高知中央


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