2018.12.15 08:45

120年に1度!? 竹の花咲く 高知県立牧野植物園

手に乗っている部分がキンメイチクの花。黄色い部分が雄しべ(高知市の県立牧野植物園)
手に乗っている部分がキンメイチクの花。黄色い部分が雄しべ(高知市の県立牧野植物園)
マダケの一種・キンメイチク
 高知県立牧野植物園(高知市五台山)でキンメイチクというマダケの一種が花を咲かせている。同園によると竹の開花は非常に珍しく、種類によっては120年に1度とも言われる。ただ、開花周期など生態ははっきり分かっておらず、この後の観察で新事実が明らかになるかも―。

 同園では毎日、園内の植物の開花状況を確認している。2008年に植栽してから花を咲かせたことのなかったキンメイチクだが、12日朝、スタッフが見回りをしていて花糸(かし)と呼ばれる花の一部が出ていることに気付いた。花は長さ10センチほどで、同じ根でつながっている他の24本でもつぼみや花が確認されている。

 同園によると、マダケは約120年、ハチクは約60年に1度開花するとされるが、キンメイチクについては詳しいことは分かっていないという。

 竹は花を咲かすと枯れ、再生には10年ほどかかる。同園は「この後何十年と観察を続け、キンメイチクの謎に迫っていきたい」。来週いっぱいが見頃だという。(今川彩香)

カテゴリー: 主要環境・科学高知中央


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