2018.12.14 08:36

ナッツバターの味わい濃厚 高知県香美市土佐山田町に専門店

ナッツバターを瓶詰めする武智まりかさん(香美市土佐山田町西本町4丁目のDADA NUTS BUTTER)
ナッツバターを瓶詰めする武智まりかさん(香美市土佐山田町西本町4丁目のDADA NUTS BUTTER)
高知市出身の女性開業 製造場とカフェ併設 異国情緒たっぷり
 日本では珍しい「ナッツバター」の専門店が、高知県香美市土佐山田町に今秋オープンした。ナッツ本来の甘みやコクは、欧米では料理のアクセントに使われる。海外経験豊かな店主、武智まりかさん(25)=高知市出身=は「濃厚な味わいを広めたい」と、意欲を見せている。
 
パッケージも斬新なナッツバターと本場で学んだ中東料理ファラフェルサンド(香美市土佐山田町西本町4丁目のDADA NUTS BUTTER)
パッケージも斬新なナッツバターと本場で学んだ中東料理ファラフェルサンド(香美市土佐山田町西本町4丁目のDADA NUTS BUTTER)
 日本でも人気の甘いピーナツバターとは違い、ナッツバターは焙煎(ばいせん)したアーモンドやカシューナッツに、わずかな塩を入れペーストにしたもの。中東料理では古くから使われ、ドレッシングやソースの調味料などとして欧米にも広がっている。
 
 土佐山田町商店街のビル2階に開店したのは「DADA NUTS BUTTER(ダダ ナッツ バター)」。カフェと製造場を併設する店内はピンクや緑に彩られ、アンティーク家具も。店主を含めスタッフ3人は、民族衣装のような真っ赤な制服で、異国情緒たっぷりだ。

 武智さんとナッツバターの出合いは、高知県立大学を卒業後に1年ほど過ごしたオーストラリア。シンプルでありながら濃厚な味わいが新鮮に感じた。ルームシェアしていたイスラエル人から料理を習い、中東のナッツ農園なども巡った。
 
 県内での起業を考えていた武智さんは、飲食店などで働きながら香美市での開業を決めた。開店に関わった県商工会連合会の経営支援コーディネーター、梅原浩一さん(54)は「日本にまだ無い味をデザイン性の高い商品に仕上げている。コンセプトや経営戦略も明確で全国に通用する」と太鼓判を押す。
 
 会員制交流サイト(SNS)を中心に知名度が上がり、首都圏にも販路が広がりつつある。武智さんは「サラダやお肉、スイーツなどへ、ナッツバターの使い方を浸透させたい」と話している。
 
 午前10時~午後6時(火水曜定休)。メイン商品はアーモンド、カシューナッツ、クルミの3種で各1190円(税込み)。ひよこ豆のコロッケや野菜をパンで挟んだ中東料理「ファラフェルサンド」も販売している。(竹内将史)
 
12/15にワークショップ
 15日、ナッツバターの使い方を学ぶワークショップ「Nutty Country_vol.1」を行う。店主の指導でバターを作り、具材を挟んだパンと一緒に味わう。午前11時からと午後1時から。材料費や中国茶込みで1800円。予約、問い合わせは、メール(dadanutsbutter@gmail.com)で。

カテゴリー: 主要社会香長


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