2018.11.26 14:30

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(36)愛媛県愛護センター

山奥にある愛媛県愛護センター
山奥にある愛媛県愛護センター
子犬たちがもらい主を待っていた(松山市東川町)
子犬たちがもらい主を待っていた(松山市東川町)
施設も名前も立派だが…
 愛媛県は人口約140万人で高知県の倍。愛護活動家も多く、内容も多様だった。そんな背景にも助けられて松山市保健所はここ2年間、犬の殺処分ゼロを達成していたわけだが、一方で県全体の犬の殺処分匹数は2016年度、768匹で全国ワースト2位。なぜ。それは同じ行政施設の愛媛県動物愛護センター(松山市東川町)が原因だった。

 松山市中心部から車で約40分の山奥。四方を山に囲まれた約1ヘクタールの敷地は、高知県中央小動物管理センターの9倍近い。総工費約13億円で02年12月に誕生し、松山市以外の19市町の犬猫を収容する。事務所や研修室もゆったり。譲渡用の「ふれあい動物舎」はエアコン付き。そして、収容室と殺処分施設がある「管理棟」。動物病院もあり、獣医師資格を持つ職員は6人もいた。高知は獣医師ゼロで、検査や治療室、隔離室もない。これほど立派で獣医師も大勢なら愛護も十分、と思ったら、地元では「殺処分センター」と呼ぶ人もいた。...

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カテゴリー: 社会助けて!わんにゃん社会


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