2018.11.20 08:34

高知高専生徒4人「留学で充実」 高知県南国市で報告会

文部科学省の支援制度で米国に留学
留学の日々を振り返った(左から)本山海里さん、池田智裕さん、小松隼さん、土居礼奈さん=南国市の高知高専
留学の日々を振り返った(左から)本山海里さん、池田智裕さん、小松隼さん、土居礼奈さん=南国市の高知高専
 文部科学省の留学支援制度「トビタテ! 留学JAPAN」に本年度、高知高専(高知県南国市)から生徒4人が選ばれ、10月まで米国など3カ国に2週間~1カ月滞在してロボット工学や環境保護を学んだ。このほど校内で報告会を開き、充実した日々を振り返った。

 2年の小松隼さん(16)、3年の池田智裕さん(18)、土居礼奈さん(17)、本山海里さん(17)。書類審査や面接を経て県内の高校生枠で選抜された5人のうち、4人が同高専生だった。

 13日の報告会には教員や学生ら約30人が出席。英国で街並み保存を学んだ池田さんは空き家に絵を描く手法などを写真で説明。「土曜市などで住民の交流が盛ん。まちづくりを進める上で大切な場と感じた」と述べた。

 土居さんはグアムの高校で現地の生徒と一緒に数学や経済の授業を受け、「誰も授業で寝ない」「自分から話さないと仲良くなれない」と紹介。小松さんは米国のマサチューセッツ工科大学のワークショップで製作したロボットの機能を紹介した。

 本山さんは中米のベリーズでサンゴ礁の保護活動に従事し、外来魚の駆除に奮闘する様子を生き生きと振り返った。渡航中の失敗談や、「英語をもっと勉強したい」という4人の発表を、留学希望の生徒らが聞き入った。

 この制度は文科省が東京五輪までに1万人の留学を促そうと2014年に官民で開始。選ばれた学生には返済不要の奨学金が給付され、帰国後は伝道師として周囲に体験を語ることが求められる。(大山哲也)

カテゴリー: 教育香長


ページトップへ