2018.11.12 08:40

高知県の広範囲に液状化現象のリスク 地盤改良、避難課題

 北海道地震で改めて危険性がクローズアップされた液状化現象。高知県内にもリスクの高い場所は多いものの、津波浸水予想と比べ認知度は低い。南海トラフ地震の際に避難を妨げる要因となりかねず、専門家は「自分の住む地域の地盤を知って」と呼び掛けている。

 9月6日の北海道地震では札幌市清田区で液状化現象が起き、民家が傾いたり道路が陥没したりした。地震から2カ月がたった今も家屋の修復は手付かずだ。清田区の担当者は「住宅地の復興について、盛り土にするか地盤改良にするかなどと地域と協議しているが、住民負担も生じるので合意形成に時間がかかりそう」と話す。

 高知県内では、南海トラフ地震で同様の被害が広範囲に及ぶことが予想されている。県は2013年に液状化可能性予測図を公表。発生する可能性を250メートル四方のマス目ごとに「大」「中」「小」「なし」の4区分に色分けして示している(詳細は県のサイトの中にある「高知県防災マップ」で閲覧できる)。

 それによると、発生の可能性がある地域は主に沿岸部に分布。高知市や室戸市、安芸市、土佐市、幡多郡黒潮町など10市町では、役場やその周辺で発生する可能性が「大」となっている。...

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カテゴリー: 社会


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