2018.11.09 08:35

秋嶺キタル(1)瀬戸川渓谷(高知県土佐町) 表情変える光

つり橋に覆いかぶさるモミジ。立ち姿は妖艶ささえ感じさせる(土佐町瀬戸)
つり橋に覆いかぶさるモミジ。立ち姿は妖艶ささえ感じさせる(土佐町瀬戸)

 高知県土佐郡土佐町瀬戸の瀬戸川渓谷。アメガエリの滝付近は、紅葉の見頃を迎えている。

 「朝と昼と夕方。光の加減で渓谷の見え方が全然違うよ」という地元男性。助言に従い、腰を下ろして光が移ろうのを待つ。瀬音が耳をくすぐるのが心地よい。

 ややあって、午後の陽光がサーチライトのごとく日陰のモミジを捉えた。葉っぱに光の粒子が飛び込んだのか、一枚一枚が見違えて輝き始めた。

 色づく嶺北地域の山々。少し厚着をして出掛けてみよう。この日、この時、この場所でしか出合えない、燃ゆる秋を探しに―。(森本敦士)

カテゴリー: 環境・科学嶺北


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