2018.11.05 08:35

ジョン万次郎顕彰会が交流 国内外10団体土佐清水市でサミット

土佐清水との交流を振り返るジェラルド・ルーニー・米国姉妹都市委員会会長=左(土佐清水市の中央公民館)
土佐清水との交流を振り返るジェラルド・ルーニー・米国姉妹都市委員会会長=左(土佐清水市の中央公民館)
 ジョン万次郎を顕彰する国内外の団体関係者が集まる「第7回ジョン万サミットin土佐清水」が4日、高知県土佐清水市の市立中央公民館で開かれた。米国や沖縄、東京など10団体が活動を報告。万次郎生誕祭のネット中継など、団体間の交流を深める方策も提案された。
 
 高知市の「土佐ジョン万会」(内田泰史会長)の主催で、2012年に始まった。毎年場所を変えて開催し、土佐清水市では4回目で約130人が参加した。
 
 米マサチューセッツ州フェアヘーブンのジェラルド・ルーニー・米国姉妹都市委員会会長は、運営する万次郎記念館の増築計画や土佐清水市との交流を説明。同市の顕彰団体、「ウェルカム・ジョン万の会」の田中慎太郎会長は、団体間をインターネットでつなぎ、毎年1月の万次郎の生誕を同時に祝う計画を提案した。
 
 今年2月、万次郎が帰国の地に選んだ沖縄県糸満市に立像が完成したことを受け、「土佐ジョン万会」は、漂流の起点となった土佐市宇佐で記念碑建立に向けた動きがあることなどを紹介した。
 
 出席した泥谷光信・土佐清水市長は「サミットを通じて全国の活動の広がりを感じる。万次郎が日本近代化に果たした功績など地元も検証に力を入れる必要がある」と話した。
 
 3日には、同市のあしずり港で「土佐清水ジョン万祭」が催され、団体メンバーや市民らが交流。式典の中で「万次郎を通じた日米友好に尽力した」とし、かれん・ケリー駐大阪・神戸米国総領事が「ウェルカム・ジョン万の会」前会長の田中裕美さん(70)に感謝状を贈った。(新田祐也)

カテゴリー: 主要社会幡多


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