2018.10.25 08:35

高知県土佐町で遠隔教育の実証研究 小中生が海外講師と英会話

それぞれのタブレット端末で英会話に挑戦した(土佐町宮古野の土佐町小学校)
それぞれのタブレット端末で英会話に挑戦した(土佐町宮古野の土佐町小学校)
 情報通信技術(ICT)を活用した遠隔教育システムによる実証研究がこのほど、高知県土佐郡土佐町宮古野の土佐町小中学校で始まった。児童は1人1台のタブレット端末に向き合い、海外講師とのオンライン英会話を体感した。

 文部科学省の「学校ICT環境整備促進実証研究事業」。本年度は土佐町を含む全国6市町の教育委員会が選ばれ、民間業者も加わって教育的、技術的な検証を行う。

 遠隔教育システムは、地方にいながら多様な学習環境を実現し、現場教員の負担軽減にもつながると期待されている。土佐町教育委員会もタブレット端末60台を導入し、同時多接続ができる環境を整備してきた。

 実証の対象は土佐町小学校5、6年と土佐町中学校1年で、オンライン英会話のほか、オーストラリアや、姉妹都市、青森県十和田市の小学校との交流を予定する。

 18日の授業では、フィリピンの英会話学校と教室をつなぎ、5年生26人が班に分かれ、講師に「キャン ユー プレー ザ ピアノ?」などとインタビュー。児童が各自の画面をのぞき、インカムを使ってしゃべる、今までにない授業の光景が見られた。

 秋山一伽(いちか)さん(10)は「分からん単語もあったけど、何回も聞き直して聞き取れた」と喜んでいた。(森本敦士)

カテゴリー: 教育嶺北


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