2016.01.27 11:49

高知工科大生が5言語で高知市観光案内をするアプリ開発中

アプリ開発に向け高知市職員らと話し合う高知工科大生(高知市の高知よさこい情報交流館)
アプリ開発に向け高知市職員らと話し合う高知工科大生(高知市の高知よさこい情報交流館)
 高知工科大学の学生たちが高知市や高知市観光協会と共同で、外国人の高知市内観光に役立つスマートフォン用多言語対応アプリ2種の開発を進めている。一つは高知よさこい情報交流館(高知市はりまや町1丁目)を音声と文字、画像で紹介し、もう一つは市内の地図や宿泊施設などの情報をまとめた。どちらも日本語、英語、北京語、台湾語、韓国語に対応し、4月からの運用を予定している。学生らは「高知市観光をより楽しんでもらいたい」と意気込んでいる。

情報交流館の案内アプリ試作画面。音声、文章ともに5種類の言語に対応
情報交流館の案内アプリ試作画面。音声、文章ともに5種類の言語に対応
 高知県への外国人旅行者は年々増え、2014年の延べ宿泊者数は3万人を超えている。国・地域別では台湾が最も多く、韓国、中国、香港、アメリカと続く。

 高知市と高知市観光協会は、外国人観光客の受け入れ態勢を充実させようと、高知工科大学にアプリ製作を依頼した。情報学群の高田喜朗准教授と3年生7人がチームを組み、2015年10月から開発に着手。高田准教授や一部の学生は外国語の音声と文字で龍河洞(香美市土佐山田町逆川)を案内するスマホ用アプリ「Cavigator」を開発しており、そのノウハウを生かした。

 高知よさこい情報交流館のアプリはよさこいの歴史や衣装、全国への広がりなどを紹介しており、留学生らの協力で各言語の音声・文章ガイドを搭載。試作版もでき、間もなく完成する。

 高知市の案内アプリは、衛星利用測位システム(GPS)を利用して自分の位置が分かる地図やグルメ情報、イベント案内などのほか、公共交通機関の利用方法なども盛り込む。

 両アプリは基本ソフト(OS)がアンドロイドの端末に対応し、アプリ提供サイト「グーグルプレイストア」で無料ダウンロードできる予定。各観光施設や旅行業者などにチラシを配るなどして、周知を図るという。

 情報交流館の佐伯泰典館長は「これまでも外国語での対応の難しさがあった。よさこいは海外にも広がるコンテンツで、アプリが完成すれば、外国人にもより楽しんでもらえる」と期待を込めている。

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カテゴリー: 文化・芸能教育大学特集高知中央教育


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