2018.10.25 08:35

大相撲2500人堪能 2年ぶりの高知場所でおらんく力士熱戦

鮮やかな化粧まわしを付けた幕内力士の土俵入り(24日午後、高知市の県民体育館=久保俊典撮影)
鮮やかな化粧まわしを付けた幕内力士の土俵入り(24日午後、高知市の県民体育館=久保俊典撮影)
 「大相撲高知場所」が10月24日、高知市桟橋通2丁目の県民体育館で開かれ、約2500人が力士の迫力や技を堪能した。RKC高知放送開局65周年記念事業で、同社や高知新聞社などの主催。

 県内では2年ぶりの巡業。栃煌山関ら高知県出身力士のほか、横綱の稀勢の里関や鶴竜関らお茶の間でおなじみの顔が勢ぞろい。本場所さながらの熱戦に、会場から大きな声援が飛んだ。 

東龍関をつり出す豊ノ島関(24日午後、高知市の県民体育館=久保俊典撮影)
東龍関をつり出す豊ノ島関(24日午後、高知市の県民体育館=久保俊典撮影)
 ぶつかり合う大きな体に光る汗、びん付け油の香り―。24日、高知市桟橋通2丁目の県民体育館で開かれた「大相撲高知場所」。高知県出身の豊ノ島関や千代の海関ら“おらんく力士”が観客からの声援に応え、熱戦を繰り広げた。

 朝の公開稽古から始まった高知場所。特設の土俵の上で力士たちが激しい立ち合いを見せ、通路でも四股を踏んだり、壁で腕立て伏せをしたり。観客は間近で見る力士たちの迫力に目を輝かせていた。

 力士らが禁じ手をユーモラスに演じる「初っ切り」や「相撲甚句」の披露の後は、お待ちかねの幕内、横綱の土俵入り。栃煌山関=安芸市出身=ら県出身力士の名が呼ばれると、会場はひときわ大きな歓声に包まれた。

 11月の九州場所で十両に返り咲く高知県宿毛市出身の豊ノ島関は、明徳義塾高校OBの東龍関=モンゴル出身=と対戦。豪快なつり出しで勝利し、「地元のお客さんが『十両復帰おめでとう』と声を掛けてくれて。うれしさと照れくささで顔が緩みました」と晴れやかな表情を見せた。

 ロビーや通路に県出身力士が登場すると、たちまちファンに囲まれた。幡多郡黒潮町出身の千代の海関と腕を組んで写真を撮った石川美和子さん(72)=高知市=は「腕、カッチカチやった。若手も番付を上げてきて応援したくなりますね」と大興奮。

 千代の海関は「大きな声援が本当にうれしかった。昔から知ってる人から『(本名の)明太郎ー』と、声が掛かったりして、高知場所はひと味違いました」と喜んでいた。(今川彩香、西村大典)

カテゴリー: 主要スポーツ高知中央

ページトップへ