2018.10.20 08:40

江戸期の火おこしに挑戦 高知県南国市の久礼田小で考古学教室

舞錐で火おこしに挑戦する児童(高知県南国市の久礼田小学校)
舞錐で火おこしに挑戦する児童(高知県南国市の久礼田小学校)
 昔の人々の生活を体験しようと、高知県南国市久礼田の久礼田小学校でこのほど、6年生21人を対象に考古学教室が開かれ、電化製品のなかった時代の火おこしに挑戦した。

 10月17日、県立埋蔵文化財センターの職員が、江戸時代後期に普及したという「舞錐(まいぎり)」と呼ばれる器具を紹介。児童らは2人一組で錐を板の上で回転させ、摩擦で火だねをつくっていった。

 「煙が出てきた。もう少し」「あーっ、風で飛んでいった」「もう、腕がぱんぱんなんだけど…」。せっかく火だねができても綿に載せる前に消えたりして児童らは四苦八苦。

 「昔の人は、一度付けた火をいかに消さないかに知恵を絞ってきた」というセンター職員の説明に一同納得。何度もやり直した末、綿が炎を上げて燃えると歓声が上がった。

 中村海友里(みゆり)さんと土居芳瑠(かおる)君のコンビは「昔の人がこんなに苦労したとは。今はぜいたくかも」と笑顔。この後、児童らは勾玉(まがたま)作りも楽しんだ。(大山哲也)

カテゴリー: 教育文化・芸能香長


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