2018.09.26 08:34

イタリア広め25年「同好会・高知」 高知県内15店で食フェア

「イタリアの食文化を知って」とPRする森岡俊厚さん=中央=と同好会のメンバーら(高知市本町3丁目)
「イタリアの食文化を知って」とPRする森岡俊厚さん=中央=と同好会のメンバーら(高知市本町3丁目)

 「イタリア同好会・高知」という団体がある。同国の留学生と交流したり、独自に語学勉強会を開いたりと、イタリア文化を高知に広める活動を行っており、今年で創立25年になる。
 
 県内のイタリア好きが集まる会があれば―。
 
 イタリア留学を通じて同国に魅了された高知大学の元学長、中内光昭さん(故人)がそんなことを思っていた1990年頃、電気設備機器・照明器具販売の宮地電機の前社長、宮地弥典さん(故人)に出会った。
 
 宮地さんも仕事を通じて同国に魅了された一人。「おしゃべり」「酒好き」な人柄が高知と似ていると感じていたという。
 
 2人はすぐに意気投合し、93年12月に同会を立ち上げた。口コミで徐々に人が集まり、現在の会員は50人。会社員や大学教員、声楽家…と職業はさまざまで、年齢層も30代から70代までと幅広い。
 
 年に3度の定例会でワインやサッカー、美術館などの話で盛り上がり、高知県立大に短期留学で来るイタリア人学生とも定期的に交流。イタリア語を学びたい会員のために毎週2回、イタリア語教室も開いている。
 
 教室に通っている中村光江さん(56)=高知市西秦泉寺=は「授業が脱線し、イタリアの文化や慣習の話になることもしょっちゅう。みんなでイタリアの話をするのが楽しいんです」と笑う。
 
 25年の記念企画として、県内のイタリア料理店15店で食フェア「高知の食材でイタリアを楽しむ」を30日まで展開中。イタリアの食文化を広く知ってもらうのが狙いで、高知市や南国市、土佐郡土佐町の15店が参加。県産食材を使ったパスタなどを提供している。
 
 創立当初から関わっている現在の会長、森岡俊厚さん=高知市中久万=は「25年前に比べてイタリア文化は広く普及した。これからもイタリア好きな人なら誰でも歓迎したい」と話している。
 
 問い合わせは、同会事務局(088・871・1111)へ。(河本真澄)

カテゴリー: 社会


ページトップへ