2018.09.25 15:00

在宅勤務、テレワーク制度…変わる日本人の「働き方」  働き方改革のカギは「脱パソコン」にあった!?

2018年9月25日

トレンド総研

~ビジネスパーソンの「働き方」最新意識調査~
在宅勤務、テレワーク制度…変わる日本人の「働き方」
働き方改革のカギは「脱パソコン」にあった!?
ミレニアル世代は、6割超が仕事でも「スマホ活用」を支持
同じ世代でも、「高年収」の人ほどスマホの仕事活用に積極的な傾向

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京都渋谷区)は、このたび、ビジネスパーソンの「働き方」最新意識調査結果をレポートいたします。

<レポートサマリー>
【調査結果】ビジネスパーソンに聞く「働き方」の変化
◆進む働き方の多様化…ここ1~2年で「社外で仕事をすることが増えた」人は約3人に1人
◆働き方改革において活用したいアイテム、ミレニアル世代は63%が「スマートフォン」と回答
◆ビジネスシーンでのスマートフォン活用に積極的なミレニアル世代…年収が高い人ほど活用率も高い傾向に
◆働き方改革のカギは「脱パソコン」!? スマホ活用で業務効率は3割増、勤務時間も平均「66分」カット

【専門家インタビュー】世代・トレンド評論家が語る、「脱パソコン」化が進む背景とは?
◆働き方の変化に伴い急増する「脱パソコン」派…企業も仕事でのスマホ活用を推進する流れに
◆「デジタルネイティブ」で「個性や多様性を重視」するミレニアル世代ほど、ビジネスでもスマホ活用に積極的
◆「お仕事スマホ」はミレニアル世代にとって“相棒”的な存在! 選ぶ上でもスペックや見た目のフィット感を重視

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【調査結果】ビジネスパーソンに聞く「働き方」の変化
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はじめに、一都三県在住の20~50代会社員男女500名を対象に、「働き方」の変化について調査をおこないました。

<調査概要>
・調査対象:1日あたり平均1時間以上のデスクワークがある20~50代 会社員男女500名(一都三県在住)
※性別・年代均等割付
・調査期間:2018年8月27日~8月29日 
・調査方法:インターネット調査

◆進む働き方の多様化…ここ1~2年で「社外で仕事をすることが増えた」人は約3人に1人
まず、「ここ1~2年で働き方改革に対する意識が高まっていると思いますか?」と聞いたところ、全体の59%と約6割が「そう思う」と回答。また、「勤務する会社において働き方改革に対する意識が高まっている」と答えた人も51%と半数以上にのぼりました。「一億総活躍社会」の実現に向けた取り組みとして政府が進めている働き方改革ですが、実際のビジネスの現場においても、働き方に対する意識が高まっていると感じる人が多いようです。

また、そこで、働き方改革に関する取り組みのうち「重要だと思う/興味がある制度」を質問すると、「フレックスタイム制度」(38%)、「在宅勤務制度」(35%)、「時短勤務制度」(33%)、「テレワーク制度(※1)」(31%)などが上位に。

在宅勤務制度やテレワーク制度(※1)に代表されるような「場所を選ばない働き方」も広がりを見せているようで、「ここ1~2年で勤務先のオフィス以外において仕事をすることが増えたと思いますか?」という質問では、およそ3人に1人(30%)が「そう思う」と回答しています。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O1-23YYpKfZ

※1:テレワーク制度…ICTを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を推進する制度


◆働き方改革において活用したいアイテム、ミレニアル世代は63%が「スマートフォン」と回答
さらに、「働き方改革において活用したいアイテム・デバイス」について聞いた質問では、「パソコン」(74%)、「スマートフォン」(51%)がツートップとなりました。特に20~34歳の「ミレニアル世代」(※2)ほど「スマートフォン」と回答した人が多く、その割合は63%に。35歳以上の「ミドル世代」で同じ回答をした人は44%で、両者には19ポイントもの差が生じています。

また、今回の調査では「働き方改革において活用したいアイテム・デバイス」として「パソコン」を選ばなかった人も約5人に1人(26%)にのぼりました。その理由としては「重たくてかさばるから」が63%で圧倒的に多く、以下「インターネット環境が必要だから」(29%)、「作業できる場所が限られるから」(25%)、「コンセントなど電源のある環境が必要だから」(24%)などの回答が目立っています。近年広がりを見せている「場所を選ばない働き方」を実現する上では、持ち運びに不便で作業に制限が生まれるパソコンより、スマートフォンのほうを活用したいと考える人もミレニアル世代を中心に多いようです。

※2:ミレニアル世代…2000年以降に成人・社会人になる世代のこと。日本では20~34歳までの世代をさすことが多い。


◆ビジネスシーンでのスマートフォン活用に積極的なミレニアル世代…年収が高い人ほど活用率も高い傾向に
そこで、あらためて「仕事における積極的なスマートフォン活用を支持しますか?」と聞いたところ、51%と半数以上が「支持する」と回答。また、ここでも世代による差が目立ち、35歳以上の「ミドル世代」で「支持する」と答えた人は44%にとどまったのに対して、20~34歳の「ミレニアル世代」では64%で20ポイントもの違いがみられています。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O2-1nTP6734

そして、実際に「仕事において電話機能以外でスマートフォンを活用している」人も、34%と全体の3人に1人に。特に年収が高い人ほどその傾向が強く、スマートフォンの活用割合は同じ「ミレニアル世代」の中でも、年収「~300万未満」の人が27%であるのに対して、「~600万未満」では35%、「600万以上」では38%となっています。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O3-Y2ia2tM8

また、「パソコンではなくスマートフォンで仕事をするメリット」を聞くと、「持ち運びがラクである」(75%)、「電車移動中も時間を有効活用できる」(65%)、「起動に時間がかからない」(42%)、「電源やWi-Fiの確保に気を配らなくてもよい」(41%)などの回答が目立ちました。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O4-E82CjM8r


◆働き方改革のカギは「脱パソコン」!? スマホ活用で業務効率は3割増、勤務時間も平均「66分」カット
さらに、前問で「仕事において電話機能以外でスマートフォンを活用している」と回答した人に、「仕事においてスマートフォンを活用することで、業務効率はどれくらいアップすると思いますか?」と聞いたところ、「3割増し」という回答が最多(24%)に。また、「仕事においてスマートフォンを活用した場合、パソコンのみを使用した場合と比べて勤務時間は短縮されると思いますか?」という質問でも、81%が「そう思う」と回答しました。なお、具体的に「どれくらい勤務時間が短縮されると思いますか?」という質問では、平均「66分」という結果に。スマホの仕事活用によって、残業なども1時間以上カットできることになります。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O5-66lk9uPF

そこで、「仕事において使用するスマートフォンを選ぶ場合に、今後求めたい機能・性能」を聞くと、「1日使用しても充電が切れない」(67%)、「セキュリティが安心できる」(58%)、「メモリの容量が大きい」(52%)などが上位に。また、「同時に複数の画面で作業ができる」(23%)、「タッチペンなどで画面に直接手書きができる」(17%)などを重視しているという声もあがりました。スマートフォンのビジネスユースが進むことで、今後求められるデバイス像にも変化が生じていきそうです。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O6-Lx02on4i


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【専門家インタビュー】世代・トレンド評論家が語る、「脱パソコン」化が進む背景とは?
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本調査では、ビジネスパーソンのあいだで「場所を選ばない働き方」が広がっていること、それに伴いミレニアル世代を中心としてビジネスシーンにおけるスマートフォン活用が進んでいることがわかりました。

そこで今回はこうした背景について、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏にインタビューを実施。ビジネスパーソンの働き方の変化や、ミレニアル世代の「脱パソコン」志向の背景についてお話を伺いました。

<専門家プロフィール>
牛窪恵(うしくぼ・めぐみ)
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201809248299-O7-5NQwcPHU 】 
世代・トレンド評論家/マーケティングライター/有限会社インフィニティ代表取締役
1968年東京生まれ。大手出版社で5年間の編集およびPR担当の経験を経て、フリーライターとして独立。2001年4月、マーケティングを中心に行う有限会社インフィニティを設立。「おひとりさまマーケット」(05年)、「草食系男子」(09年)などの言葉を世に広め、新語・流行語大賞に最終ノミネートされ、話題になった。テレビ番組のコメンテーター出演も多数。


◆働き方の変化に伴い急増する「脱パソコン」派…企業も仕事でのスマホ活用を推進する流れに
“女性活躍推進”や“働き方改革”という言葉が職場に浸透しつつあるなか、政府が2020年に向けて自宅や自宅周辺でのリモートワークを可能にする「テレワーク」を推進しているのは、周知の通りです。また昨今は、アフター5や休日などにおける「副業・兼業」を容認する企業も増えています。

このような流れから、いつでもどこでも隙間時間に、オフィス以外の空間でメール確認や資料の閲覧をしたいと考える人が急増。それに伴い、持ち運びや立ち上げ、接続などに一定の制約があるパソコンより、手軽にスマートフォンで仕事をしたいと考える「脱パソコン」派も目立っています。今後も「場所を選ばない」「Wi-Fiが必須ではない」「持ち運びがラク」などの理由から、この動きは加速するでしょう。また、企業においてもスマートフォンの支給や、スマートフォンでチェックできるチャットツールなどを積極的に導入する傾向にあります。

◆「デジタルネイティブ」で「個性や多様性を重視」するミレニアル世代ほど、ビジネスでもスマホ活用に積極的
中でも現在の20代に代表されるミレニアル世代は、幼少期から携帯電話やインターネットに囲まれて育った「デジタルネイティブ」と言われており、スマートフォンはもはや彼らにとって手足のような存在。また、子どもの頃から「他者との競争より個性」、「マニュアルより創意工夫」を重視するように言われてきた世代であるため、働き方においても個性や多様性を追求する傾向にあります。会社やオフィス空間に縛られず、カフェやお気に入りの空間、移動中の電車内などで場所を選ばず自由に仕事する「ノマドワーカー」が多いのも、そのため。そんな彼らにとって、持ち運びだけでもストレスを感じるパソコンより、手足のようなスマートフォンでストレスフリーに仕事したいと考えるのは、極めて自然な流れでしょう。

◆「お仕事スマホ」はミレニアル世代にとって“相棒”的な存在! 選ぶ上でもスペックや見た目のフィット感を重視
ミレニアル世代の中でも、特に現在の入社1~3年目の社員は“ケータイ”といえば“スマホ”で、ガラケー(フィーチャーフォン)には触ったことがない若者もいるほど。また、高校・大学時代の授業でパソコンでの資料作成などをした経験を持ちながらも、「普段の仕事はもう少し肩の凝らないツールでこなしたい」と話す若者が多く、実際にスマートフォンでビジネスチャットやメールチェックをスピーディにおこなっています。また、テレワーク推進などの時代背景を受け、緑に囲まれた公園や海が見えるカフェなどで、スマートフォンを片手に自由な発想で仕事する傾向も目立って来ました。

そんな彼らにとって「お仕事スマホ」は、言わば自分の“相棒”。それだけに、「お仕事スマホ」選びにおいても容量や処理スピード、充電の持ちなどのスペックはもちろん、見た目も含めた「テイスト」のフィット感で選ぶ傾向が強いようです。



【業種】:広告・広報

【URL】:https://kyodonewsprwire.jp/release/201809248299
カテゴリー: プレスリリース


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