2018.09.24 08:35

深夜の町照らす大たいまつ 高知県の久礼八幡宮で伝統「御神穀祭」

火の粉を散らし、真夜中の町を通る大たいまつ(中土佐町久礼)
火の粉を散らし、真夜中の町を通る大たいまつ(中土佐町久礼)

 土佐三大祭りの一つとされる久礼八幡宮秋季大祭が23日、高知県高岡郡中土佐町久礼で始まった。未明には、約6メートルの大たいまつを担いだ男衆が火の粉を散らして練り歩く「御神穀(おみこく)祭」が営まれ、漁師町は熱気に包まれた。

 豊作に感謝する伝統行事で、「おみこくさん」として親しまれている。今年は道の川地区から出発。午前0時すぎに大たいまつに火をともし、若者たちが「おりゃおーりゃ」と威勢よく叫びながら太鼓を打ち鳴らす中、総勢30人余りがたいまつを支え、久礼八幡宮を目指した。

 夜中にもかかわらず、沿道は家族連れや写真愛好家らでぎっしり。約2キロの道中でたいまつは1メートル余りの長さとなり、午前4時に社殿へ。その後、境内に詰めかけた大勢が無病息災を祈り、燃え殻を拾った。

 24日は、おなばれが行われる。(早川 健)

カテゴリー: 社会


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