2018.09.17 08:33

「シネマの食堂」9月21日開幕 高知県内自主上映で計29本

1人の女性を見守り続けた3人の男の愛の行方を描いた「君が君で君だ」(C)2018「君が君で君だ」製作委員会
1人の女性を見守り続けた3人の男の愛の行方を描いた「君が君で君だ」(C)2018「君が君で君だ」製作委員会
 高知県内の自主上映団体などによる恒例の映画イベント「シネマの食堂」が21日、開幕する。オープニングは、高知市旭町3丁目のこうち男女共同参画センター「ソーレ」で上映するドキュメンタリー映画「夜間もやってる保育園」。12月上旬まで、新作や話題作計29作品が四万十市や香美市など4市1町で順次上映される。メイン上映会は池松壮亮(そうすけ)主演の「君が君で君だ」(10月13日)で、宣伝プロデューサーの渡辺尊俊さんが舞台あいさつする。

 県映画上映団体ネットワークの主催。2008年に始まり、11回目。期間中の10月13、14日、全国の自主上映団体が集う全国映連フェスティバルが高知市で開催される。

 「君が君で―」は、愛する女性が好みのタイプに挙げた人物(尾崎豊、坂本龍馬、ブラッド・ピット)になりきる3人の男の愛の行方を描く。同市高須の県立美術館ホールで13日午後1時、3時半から。14日は渡辺さんの講演会や全国映画サークルの交流会が開かれる。

 9月29、30日の「家路」(四万十市立中央公民館)は、東日本大震災に伴う原発事故で先祖代々受け継いできた土地を離れざるを得なくなった家族の物語。松山ケンイチ、田中裕子、安藤サクラらが出演する。29日午後2時、7時、30日午前10時、午後2時から。

 子どもと楽しみたい人には、10月7日午後6時10分から香美市香北町のアンパンマンミュージアム前広場で上映の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(吹き替え版)がお薦め。マイケル・J・フォックス演じる少年がタイムマシンで1955年の世界に行く。雨天時は8日に延期。

 山本周五郎の短編時代小説を映画化した「いのちぼうにふろう」は、高知市の県立美術館ホールで同月17日午後2時、4時20分、7時半から。高松市出身の映画コラムニスト・十河進さんの講演(午後6時半から)もある。

 台本、音楽、ナレーションなしの独自のドキュメンタリー手法で知られる想田(そうだ)和弘監督作品は2本。岡山県牛窓町で暮らす人々を映し出す「港町」は同美術館ホールで11月15日午後1時半、4時半、7時10分の3回。新作「ザ・ビッグハウス」は、全米最大のアメリカンフットボールスタジアムを舞台に、想田監督を含め17人の映画作家で米国の問題や文化を映し出す。高知市帯屋町2丁目のメフィストフェレス2階シアターで同月17、18日午後1時、3時40分、6時20分。

 「ラモツォの亡命ノート」は夫が中国で政治犯として逮捕され、故郷に戻れなくなったチベット女性の6年間の記録。同市の自由民権記念館ホールで12月2日午後2時、6時。各回終了後に小川真利枝監督のアフタートークがある。須崎市では11月3、4日に高知県在住の3人の若手映画監督作品を特集する。

 作品や会場、上映日時、料金を一覧できるパンフレットを県内の公共ホールなどで配布している。上映日と作品名、会場は別表の通り。(竹村朋子)

カテゴリー: 文化・芸能


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