2018.09.15 08:40

詩吟男性10人が全国大会へ 高知県日高村、仁淀川町のグループ

全国大会へ向け練習を重ねる「一声和合地区会」メンバーら(高知県高岡郡日高村岩目地の加茂公民館)
全国大会へ向け練習を重ねる「一声和合地区会」メンバーら(高知県高岡郡日高村岩目地の加茂公民館)
 高知県高岡郡日高村と吾川郡仁淀川町のメンバーで構成する詩吟愛好グループ「一声和合地区会」のメンバーが、23日に名古屋市で開かれる詩吟の全国大会に挑む。男性10人が声をそろえて吟じる「合吟の部」に2014、16年に続き3度目の出場で、「何とか初入賞を」と気合が入っている。

 同会は、会員約5万人を有する流派「岳風流」に属し、メンバーは22~94歳の約40人。同流派の公益社団法人「日本詩吟学院」が主催する「全国吟道大会」に中四国代表として出場する。

 8月末、日高村の加茂公民館では朗々とした声が響き、大会前の練習が行われていた。全国大会では、藪孤山(やぶこざん)作の漢詩「山中月」を披露予定。「夏バテしてない、えい声です」「もっと口を動かして」。指導役らから優しくも厳しい声が飛ぶ。声は録音し、その場で聞き返して修正を重ねるという。

 10人は昨年11月に開かれた県予選で7チームのトップに立ち、中四国大会へ。今年5月に山口市で各県代表10チームが競った中四国大会でも優勝を飾り、中四国1枠の全国大会への切符を手にした。

 同会会長で指導役を務める藤原和彦さん(77)=仁淀川町土居甲=は「このチームは音のめりはりがついていて、チームワークがいい」と期待を寄せる。その秘訣(ひけつ)は「吟はもちろんですが、普段からお酒を飲むのが大事。それでチームワークが育まれるので、再々飲み会を計画してます」。女性メンバー3人も10月に行われる別の全国大会に出場予定で、土佐人らしい“強化訓練”が力に結びついているようだ。

 男性リーダーの藤原利彦さん(63)=日高村岩目地=は「三度目の正直。先生方にも報いたいし、10人の息も合っているので頑張りたい」と、練習に熱が入っている。(森田千尋)

カテゴリー: 文化・芸能高知中央高吾北


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