2018.09.13 08:00

小社会 明治の初め、横浜の外国人の間では、閑散な様子を…

 明治の初め、横浜の外国人の間では、閑散な様子を「日本のポスト」といったという。英国のチャールズ・ワーグマンが絵入り雑誌に、ポストを開けるとクモの巣が張っている絵を載せたためとされる(「日本郵便創業史」)。

 近代的な郵便事業は1871年に始まったが、料金は距離制で高く、利用者は少なかった。2年後に均一料金が導入されたものの、市内郵便は半額。郵便局のない地域へは追加料金を取られたから、田舎への手紙はどれほどあったか。全国均一料金は83年だ。

 そのころ大都市では1日に10~12回も配達があったという。市内料金廃止への見返りとして、当時の東京市内では19回まで増やした。現在、書類などを急いで届けるために使われているバイク便も真っ青になりそうな便利さだろう。

 いまや月曜日から土曜日まで、1日1回、郵便物を配達する原則が危うくなりつつある。総務省が土曜日の配達をやめる方向で検討している。深刻化する人手不足に加え、はがきや手紙が急速に減っているためだ。

 わが身を振り返っても、日常業務などはほとんど電子メールで済ませている。会員制交流サイト(SNS)などを多用する若者たちは、はがきや手紙からますます遠ざかっていくだろう。配達のありようを見直す機会かもしれない。

 むろん郵便法1条はそのままで。郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供する―。


9月13日のこよみ。
旧暦の8月4日に当たります。つちのえ さる 四緑 大安。
日の出は5時47分、日の入りは18時16分。
月の出は9時12分、月の入りは20時44分、月齢は3.4です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で1時53分、潮位50センチと、14時08分、潮位61センチです。
満潮は8時06分、潮位194センチと、20時11分、潮位194センチです。

9月14日のこよみ。
旧暦の8月5日に当たります。つちのと とり 三碧 赤口。
日の出は5時48分、日の入りは18時15分。
月の出は10時14分、月の入りは21時22分、月齢は4.4です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で2時31分、潮位52センチと、14時40分、潮位79センチです。
満潮は8時49分、潮位181センチと、20時38分、潮位185センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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