2018.09.10 14:40

高知商業高校生マドレーヌで国際貢献 フェアトレード製品活用

マドレーヌを作った高知商業高生(高知市の同校)
マドレーヌを作った高知商業高生(高知市の同校)
9月16日に日曜市で販売
 発展途上国の品物を適正な価格で仕入れる「フェアトレード」(公正な貿易)を広く知ってもらおうと、高知商業高校(高知市大谷)の生徒がフェアトレード製品を使用したマドレーヌを作った。16日に同市の日曜市で販売する。

 作ったのは吉永友依南(ゆいな)さん、宮川昌午(しょうご)さん、明神茉弥(まや)さん、吉本脩(なお)さんの3年生4人。社会マネジメント科の授業の一環で取り組んだ。

 現在の3年生は1年の時、発展途上国では生産者の立場が弱く農産物などが不当に安く取引されるため、多くの子どもが亡くなっている状況を授業で学んだ。その経験から、「高校生がすぐにできる貢献は何だろう」と考え、フェアトレード製品を使った商品開発を思いついたという。

 4人でお金を出し合い、東京の非政府組織(NGO)を通してアフリカ南部のマラウイの白砂糖と南米アルゼンチンの蜂蜜を購入。県内大手菓子メーカーの「浜幸」(同市大津乙)に製造を依頼した。

 高知とのつながりを意識し、小麦粉ではなく仁井田米の米粉を使用。ほろりとした口溶けに、優しい甘さの蜂蜜味に仕上がった。宮川さんは「牛乳との相性が抜群」と自信を持っている。

 8月末から2度、日曜市で販売し、計350個ほどが売れた。買い物客から「フェアトレードって何?」「マラウイってどこにあるの?」など、興味を示す声が聞かれたといい、生徒たちは手応えを感じている。

 吉永さんは「私たちが普通に生活できている一方で、貧しさで亡くなる子どもたちもいる。そんな人たちの助けになる仕組みがあることを知ってもらいたい」と話している。

 16日は午前9時から1個130円で200個販売する。(平野愛弓)

カテゴリー: 教育社会高知中央


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