2018.09.04 08:35

優雅な舞、観客魅了 高知県梼原町で津野山神楽記念公演

ユーモラスな舞を見せた「豊饒舞」の一場面(梼原町の「ゆすはら座」)
ユーモラスな舞を見せた「豊饒舞」の一場面(梼原町の「ゆすはら座」)

 国の重要無形民俗文化財「津野山神楽」の全18演目が2日、高知県高岡郡梼原町で披露され、優雅な舞が観客を魅了した。同神楽保存会の設立70周年を記念した公演で、全ての舞が見られるのは数年に1度という。

 会場となった同町梼原の「ゆすはら座」は太鼓や笛の音色に包まれ、午前10時ごろ神楽が始まった。保存会メンバーが演目ごとに刀や盆を自在に操り、午後4時半ごろまで舞い続けた。「豊饒(ほうじょう)舞」では音楽がやみ、お稲荷(いなり)さんと大国様が軽妙に掛け合い。続く「鯛つり」も独特の動作で客席を盛り上げた。

 舞を見終えた四万十町秋丸の宮崎寛さん(59)は「やっぱりいいですね。地域で太刀踊りを継承していて、足運びや太刀の持ち方が勉強になりました」。保存会の中越浩一さん(51)は「27年目になるけど奥が深い。先輩のいい所作を自分のものにして、後輩にも伝えたい」と、伝統継承への思いを新たにしていた。(早川  健)

カテゴリー: 社会高幡


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