2018.09.04 08:36

仁淀ブルー案内役求む 高知県仁淀川町が観光客増に対応へ

安居渓谷を歩きながら観光客への説明内容などを確認したガイド養成講座(仁淀川町の安居渓谷)
安居渓谷を歩きながら観光客への説明内容などを確認したガイド養成講座(仁淀川町の安居渓谷)

今年も養成講座
 仁淀ブルーの魅力発信に力を貸して―。青く澄んだ仁淀川の魅力が全国に広まったことで、地元ガイドの需要が急増し、人材確保が急務となっている。高知県吾川郡仁淀川町観光協会は3日、安居渓谷で本年度1回目の観光ガイド養成講座を開き、31人が清流の魅力や観光案内の注意点などの説明を受けた。

 同町では、仁淀ブルー人気で安居渓谷や中津渓谷への観光客が年々増加。町内の観光関係者らでつくる「仁淀川町の観光を考える会」が昨春から両渓谷の観光ガイドを本格的に始めた。

 ガイドの需要は高く、昨年度は約2500人、本年度も8月末までに昨年度を上回るペースの1300人超の観光客に対応した。

 しかし、同会のガイドは現在4人。井上光夫会長(56)は「引っ張りだこはありがたいが、誰かが休んだらもう回らない」と厳しい現状を説明する。

 このため、町観光協会は昨年度から養成講座を企画。昨年度は6回開催し、新ガイド1人が誕生した。本年度も数回の講座を通して、ガイド発掘につなげたい考えだ。

 この日、参加した地元住民や観光関係者らは、同会ガイドの案内で約2時間、安居渓谷を散策。飛竜の滝などの名所や遊歩道沿いに自生する植物、地域の伝説について学び、台本を基にガイド練習も行った。

 その後、町池川コミュニティーセンター(同町土居甲)に移動し、意見交換。「川を汚さないマナーを周知させたい」「町民として誇りを持ってガイドできるようになりたい」など意欲あふれる抱負も聞かれた。

 井上会長は「町の魅力を広めるため、1人でもガイドしてくれる人が出てくれたら」と期待していた。(森田千尋)

6日は中津渓谷で講座開講
 町観光協会は6日に中津渓谷で同様の講座を開く。参加無料で午前9時に同渓谷入り口に集合。問い合わせは同協会(0889・35・1333)へ。

カテゴリー: 社会環境・科学高吾北


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