2018.09.03 08:25

戦後体制への配慮示す 護国神社(高知市)の祭礼で使われた祝詞

4カ所に和紙が貼られた祝詞。「大島岬神社」と修正した以外は、文言を消去している(高知市の県護国神社)
4カ所に和紙が貼られた祝詞。「大島岬神社」と修正した以外は、文言を消去している(高知市の県護国神社)
軍国主義的な文を消去
 高知市吸江の高知県護国神社に、戦中から戦後の祭礼で使われた祝詞が残っている。軍人の活躍や戦勝の願いなど軍国主義的な言葉の上に白紙が貼られ、GHQの占領政策に配慮して消去した経緯がうかがえる。歴史研究家、松岡司さん(75)=同市一宮東町=は「民主主義体制の中で祝詞が変わったことが分かる。(同神社の)戦後の生き方を示す、価値がある史料」と話している。
 
 祝詞は、1939年から47、48年まで宮司を務めた小松守嘉さんが書き、国の平安などを祈る毎月のお祭り「月次(つきなみ)祭」で奏上されていたもの。同神社に残る、段ボール2箱余りに及ぶ過去の祝詞の一つで、宝物管理学芸員を務める松岡さんが確認した。...

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カテゴリー: 文化・芸能高知中央


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