2018.09.02 08:40

高知県で2人乗り自転車解禁 香南市の公道で走行会

2人乗り自転車で県道を走る参加者(1日午前、高知県香南市夜須町)
2人乗り自転車で県道を走る参加者(1日午前、高知県香南市夜須町)

 2人乗りの「タンデム自転車」が9月1日、県道路交通法施行細則の改正で高知県内の公道を走れるようになった。香南市夜須町手結山の「市サイクリングターミナル」では市主催の走行会が早速開かれた。

 タンデムは、二つのサドルやペダルを備えた2人乗り自転車で、ハンドルは前の人が操作する。パラリンピックの競技にも採用されている。

 昨年12月、県市長会が観光利用などを目的に公道の走行解禁を県に要望。県公安委員会が今年8月に同細則を改正した。県警によると、高知県の解禁は全国21府県目で四国では愛媛に次いで2県目。

 走行会には県警や市の職員ら約20人が参加。サイクリングターミナルにはタンデムが7台あり、これまでは敷地内だけで利用していた。参加者は練習後に海沿いの県道を走行。市職員の山下剛さん(26)は「結構スピードが出るので前後で声を掛けて乗らんといかん」と話していた。

 県警交通企画課の小松洋介課長補佐によると、各メーカーがタンデムを販売しているが、ほとんどが10万円以上するという。道交法上は歩道を通行できない決まりで、解禁している府県もレンタサイクルなどの使用にとどまっているという。

 小松課長補佐は「公道に出る前に十分練習し、ヘルメット着用や歩道の走行禁止などのルールも確認を」と呼び掛けている。(竹内将史)

カテゴリー: 主要社会政治・経済香長


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