2018.08.26 08:40

骨格標本の奥深さ知って 高知県越知町で「ホネホネちょミット」

さまざまな骨格標本が展示されている「ホネホネちょミット」(高知県高岡郡越知町立横倉山自然の森博物館)
さまざまな骨格標本が展示されている「ホネホネちょミット」(高知県高岡郡越知町立横倉山自然の森博物館)

 骨格標本の製作などを手掛ける研究者や団体が集い、活動内容を紹介する「ホネホネちょミット2018in高知」が25日、高知県高岡郡越知町越知丙の町立横倉山自然の森博物館で始まった。9団体・個人が作製した、ほ乳類や魚類などの骨格標本が展示されている。26日まで。
 
 四国自然史科学研究センター(須崎市)の主催。過去に大阪市や高知市で開かれた「ホネホネサミット」より小規模開催のため、「ちょっとだけサミット=ちょミット」として企画した。
 
 会場には、金魚やトナカイ、ヘビ、カモノハシとさまざまな生き物の骨格標本が並び、皮の下に隠れた骨が生命の不思議と美しさを教えてくれる。普段なかなか見られない骨に目を丸くしていた香長小4年の細川あおいさん(9)は、「ヘビの骨の数を数えたら300以上あった。気持ち悪いけどすごかった」と話していた。
 
 大阪市立自然史博物館に協力して骨格標本を作る市民サークル「なにわホネホネ団」の西沢真樹子団長らによる活動報告も行われた。同サークルは2003年に3人でスタートし、現在は幅広い年代の380人が所属。これまでに3千点以上の骨格標本を作ってきたという。
 
 西沢さんは「博物館の魂は標本。標本を作ることで、野生動物の生息域や地域の自然の成り立ちを明らかにし、知ってもらったり回復の糸口にできたりする」と意義を訴えた。
 
 「―ちょミット」は入場無料で、26日は午前9時~午後3時。午前11時から、国立科学博物館の研究者らの活動報告が行われる。(森田千尋)

カテゴリー: 社会教育環境・科学高吾北


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