2018.08.20 08:35

「ジャズ甲子園」高知県の四万十高校・大正中合同バンド熱演

全国の舞台で演奏を披露する「FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA」 (19日午後、神戸市の神戸文化ホール大ホール)
全国の舞台で演奏を披露する「FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA」 (19日午後、神戸市の神戸文化ホール大ホール)

アンパンマン演奏大受け
 “ジャズの甲子園”とも呼ばれる中高生ビッグバンドの祭典「第34回ジャパンステューデントジャズフェスティバル」が8月17~19日、神戸市であり、今春から中高合同で活動する高知県高岡郡四万十町大正の「FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA(フェアリーピッタジャズオーケストラ)」(FPJO)が高校の部に初参加した。入賞は逃したが、「来年こそは団体入賞を」と気合を入れ直していた。 


 ジャパンステューデントジャズフェスティバルは、日本学校ジャズ教育協会関西本部などが主催する国内最大規模の大会で、国内外のプロ奏者らが12分間の演奏を審査。今年は、中高両部門に計50団体が出場した。

 FPJOは、大正中学校音楽部が部員減に伴って移行し、3年目。現在はOBの四万十高校生6人を含む17人で活動している。

 19日の本番では、ユニホームの赤いTシャツ姿で登場。トロンボーンの近沢和司・大正中教諭(48)を加えた18人が、1500人の聴衆の前で定番の「サック・オブ・ウー」など3曲を披露した。

 最後は「アンパンマンのマーチ」で高知らしさを演出すると、目の肥えた神戸のファンも思わず「ブラボー!」。他校の生徒たちも「アンパンマンとジャズが合うなんて」と驚いていた。

 妹の岡咲月さん(13)=大正中1年=とステージに立った実咲さん(15)=四万十高校1年=は「人数も増え、レベルも上がってきた」と合同の良さを口にする。大正中3年の田辺生弥部長(14)は、「今までで一番、やりきった」と充実感たっぷり。ほかのメンバーも「少人数の自分たちが頑張れば、同じ小規模校の部活継続のヒントになると思う」と気持ちを新たにしていた。(横田宰成)

カテゴリー: 文化・芸能高幡


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