2018.08.18 08:35

小規模校のジャズPR 高知・大正中、四万十高生 あす全国大会

強化合宿で「FAKE JAZZ Orchestra」とセッションする大正中・四万十高のメンバー(香南市野市町の県青少年センター)
強化合宿で「FAKE JAZZ Orchestra」とセッションする大正中・四万十高のメンバー(香南市野市町の県青少年センター)

 大正中学生と四万十高生が連携した高知県高岡郡四万十町のビッグバンド「FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA(フェアリー・ピッタ・ジャズ・オーケストラ)」が、19日に神戸市で開かれる中高生のジャズの祭典に出場する。高校生の部での演奏となるが、メンバー17人は「小規模校の新しい部活動の形をPRしたい」と張り切っている。

 ビッグバンドは2015年末、大正中音楽部の部員減に伴って誕生し、四国の中高では数少ない“ジャズ部”として活動。今年4月には部員やOB、保護者らの要望で四万十高に音楽同好会が発足し、中高連携でジャズに打ち込んでいる。

 出場する「ジャパンステューデントジャズフェスティバル」(日本学校ジャズ教育協会関西本部など主催)は、34回を数える歴史ある全国大会。計50バンドが参加し、17日に中学、18、19日に高校の各部門を行う。

 合同バンドは中学生11人、高校生6人。大正中は3年連続の出場となり、中1生3人以外は全国経験があるものの、高校部門での演奏は初めて。同中顧問の近沢和司教諭(48)は「1年生はジャズ歴4カ月。レベルの高い高校の演奏を刺激にしてほしい」と話す。

 9~11日には香南市の県青少年センターで強化合宿を実施。10日には結成36年の「FAKE JAZZ Orchestra(フェイク・ジャズ・オーケストラ)」(安芸市)から13人が訪問。セッションでは「加速しながらも慌てないで」「他のパートも感じて」などと指導を受けていた。

 「FAKE―」のコンサートマスターの安藤雅士さん(68)は「ホールでは、恥ずかしいと思うくらい大げさな音がぽっちり」とアドバイス。大正中でドラムを始めた森田柊馬さん(14)=2年=は「みんなの音を感じながら、しっかりとビートを刻みたい」と意欲を燃やしている。(横田宰成)

カテゴリー: 教育高幡


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