2018.08.17 08:35

温泉と音楽 存分に味わって 高知県香美市のカフェに宿泊施設

こだわりの音響機材を設置した客室と担当の近藤拓茉さん(いずれも香美市香北町の「湖畔遊」)
こだわりの音響機材を設置した客室と担当の近藤拓茉さん(いずれも香美市香北町の「湖畔遊」)
キャンピングカーの部屋も
 こだわりの機材のそろう部屋で音楽を堪能するか、キャンピングカーでアウトドア気分を楽しむか―。そんな個性あふれる宿泊施設が、高知県香美市香北町有瀬の物部川河畔にオープンした。ともに源泉掛け流しの露天風呂付きで、担当者は「自然の中、最高の音楽と掛け流し温泉を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

宿泊者の好きな時に入ることができる絶景の露天風呂
宿泊者の好きな時に入ることができる絶景の露天風呂
 宿泊施設を併設したのは、日帰り温泉カフェ「湖畔遊」。経営する西村勝利社長(74)が、県内の量販店を退職後2008年に開業し、炭酸水素を含む温泉や、地域食材にこだわった食事が人気を集めている。

 西村社長の趣味の一つが音楽鑑賞で、30年以上、世界中の真空管やスピーカーを収集している。昨年「湖畔遊」横に、業界でも傑作とされる70年代の真空管アンプと、米国の劇場で使われていたスピーカーを設置した部屋を整備。こだわり素材の音響ボードなどの内装も“極上の音”を引き立てる。

 「最初は道楽部屋にしようと思ったがやけど」と笑う西村社長だが、宿泊施設として活用することに。もう一つの趣味のキャンピングトレーラーも音響機材付きの客室に仕上げた。CDを持ち込んでもいいし、西村社長が所有する約千枚のジャズやクラシックを聴くこともできる。

 両部屋には、特注の陶器釜を使った露天風呂も備え付けた。

 今年4月に、初めて社員として採用され、宿泊部門を主に担当する近藤拓茉(たくま)さん(23)=高知工科大卒=は「『オーナーの顔が見える宿』として個性で全国に打って出たい」と話している。

 1泊朝食付きで、4人まで泊まれる「音響」は1人2万8千円、5人までの「トレーラー」は1人2万1千円(ともに税抜き、小学生半額、未就学児無料)。3種類のディナーコースもある。予約、問い合わせは「湖畔遊」(0887・59・4777)へ。(竹内将史)

カテゴリー: 主要社会香長


ページトップへ