2016.02.09 11:42

坂本龍馬記念館の館長候補に高松氏 県庁OBで坂本家と縁

高松清之氏
高松清之氏
 高知県立坂本龍馬記念館(高知市浦戸)の新館長として、高知県庁OBで高知県信用保証協会長の高松清之氏(62)が候補に上がっていることが8日までに分かった。2015年11月2日に死去した前館長、森健志郎氏の後任で、坂本龍馬記念館の指定管理者である高知県文化財団が近く開く持ち回りの理事会で決定する見通し。就任は4月1日。

 高松氏は安芸市出身で中央大学法学部卒。1976年に高知県庁入りし、企画振興部副部長、観光部副部長、商工労働部長、危機管理部長などを務めた。定年退職した2014年から現職。

 高松氏は、龍馬の長姉・千鶴が嫁いだ安芸郡安田町の儒学者・高松順蔵(高松家12代当主)の一族で、高松家17代当主に当たる。順蔵と千鶴の長男は、龍馬の死後に養子となって家督を継いだ坂本直(高松太郎)。

 坂本龍馬記念館は、新館の建築を含めたリニューアル(2018年1月オープン)を予定している。2017年から、大政奉還と明治維新からそれぞれ150年の節目が続くのに合わせ、高知県が展開する歴史博覧会でも重要な役割を担うことになる。

 高知新聞の取材に対し、高知県文化財団の浜田正博理事長は「記念館は大きな節目を迎える。高松氏は事務能力と調整力が高く、新館の準備や企画展の充実などに尽力してくれるはずだ」と期待を寄せている。

 高松氏は、初代館長の小椋克己氏(2005年死去)と森氏の功績をたたえ、「私に後継が務まるのかという思いもあるが、(就任を)決定いただければ、県民や全国の龍馬ファンの期待に応えられるよう全身全霊で取り組む」と話している。

カテゴリー: 文化・芸能主要


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