2016.02.09 11:42

高知大学生が香美市を舞台に自主映画「ゆず姫」 3月に公開

香美市が舞台の映画「ゆず姫」の撮影風景(香美市土佐山田町平山)
香美市が舞台の映画「ゆず姫」の撮影風景(香美市土佐山田町平山)
青春とユズへの熱意描く
 高知大学生の映画製作サークル「21.(トゥエンティーワン)」が、高知県香美市を舞台に自主映画の撮影を進めている。学生の地域活動に対する香美市補助金を活用しており、タイトルは地元特産のユズにちなんだ「ゆず姫」。ユズ農家の息子を主人公に、青春やユズ栽培に懸ける熱意を描く。主演は高知大学、高知工科大学の学生で、地元の山田高校の生徒もエキストラとして参加する。公開は3月を予定し、学生たちは「地元の皆さんの期待に応えたい」と意気込んでいる。

 「21.」は現在17人で活動。これまでに県内を舞台にした自主映画を作っている。香美市は2015年度から、市内で地域活性化のために活動する県内大学の学生団体に、年間最大50万円を補助している。「21.」は49万5千円の予算額で申請して審査を通過、2016年1月にクランクインした。

 「ゆず姫」は香美市のユズ農家の息子、由(ゆい)が主人公。父親の勧めで、一緒に家業を継いでくれる結婚相手を探すため、地元の高校に進学した。そこで同級生の雪枝(ゆきえ)に恋をする―というあらすじ。

 監督で脚本も書いた高知大学人文学部3年、岡村祭冬(まつり)さん(21)は「高校生の心の触れ合い」と共に、もう一つの思いを映画に込めたという。

 「事前取材でユズ農家の方々から話を聞いた時、『きれいなユズを作りたい』っていう情熱が伝わってきたんです。由にも農家の皆さんのような、田舎だからこその格好良さ、純粋さがある。それを感じてもらえれば」

 物部町のユズ林や山田高校など、舞台は全て香美市。1月下旬には土佐山田町平山の焼き物体験教室「風の窯」で、由が雪枝に声を掛け、初めて心を通わせるシーンを撮影した。

 「撮影場所の提供やエキストラ出演など、地元の皆さんの協力のおかげ。完成まで一生懸命、頑張ります」と岡村さん。2月中に撮影を終え、3月に高知市の高知県立美術館や香美市で公開するという。

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カテゴリー: 文化・芸能大学特集教育


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