2018.08.11 08:35

高知・須崎工業高艇V6 ソーラーボート福岡大会で大会新

今年も2種目を制し、喜ぶ造船部員(須崎市多ノ郷の須崎工業高校)
今年も2種目を制し、喜ぶ造船部員(須崎市多ノ郷の須崎工業高校)
 福岡県柳川市でこのほど開かれた太陽光発電で走るソーラーボートの速さを競う「柳川ソーラーボート大会」で、高知県須崎市の須崎工業高校造船部が学生の部の「スラローム」「周回」の2種目で優勝した。「スラローム」は6連覇で、一般と学生の両部門の大会記録を破った。また、「周回」も5連覇を達成した。来春の統合で須崎総合高校となるため、今回が「須崎工業」として出場する最後のレースだったが、会心の勝利で有終の美を飾った。
 
 今年で23回目で、柳川市に残るお堀を舞台に4、5日に開催された。2種目ともソーラーパネルと蓄電池を積んだ1人乗りの艇で競う。学生の部の「スラローム」には13艇、「周回」には15艇が出場した。
 
 直線150メートルに浮いたブイを縫って進む「スラローム」は、ブイとの接触を避け、減速を最小限に抑えた。操縦した2年の杉本楽斗(がくと)さん(16)は「去年より速いギアとプロペラの組み合わせが良く、ミスなく走れた」と振り返る。
 
 レース後、「24秒86」のアナウンスに部員3人は驚いた。学生の部の大会記録は同校が持つ27秒06で、一般の部の記録は25秒37。両部門の記録を破るとともに、目標とした26秒台も大きく上回った。
 約3・1キロの堀を3周する「周回」決勝は学生、一般の計18艇が一斉スタート。1周目、観光用の小舟が須崎工高の進路をふさぐハプニングがあったが、40分21秒でトップを守り切った。
 
 ピット作業でレースを支えた2年の小原善治さん(17)は「こんなに速く走れるのはすごい。来年はできる作業を増やしたい」。1年の小田賢冴(けんご)さん(16)は「先輩の活動を見習って造船部を続ける」と決意も新たにする。顧問の木下裕次郎教諭も「来年この記録をまた超える」と意欲満々だった。(早川健)

カテゴリー: 主要スポーツ高知中央


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