2018.08.09 08:32

高知県室戸市からよさこい初出場 「地音舎」念願かなう

初出場のよさこい祭りに向け、オリジナルの楽曲と踊りを披露する「地音舎」(7月中旬、室戸市室戸岬町)
初出場のよさこい祭りに向け、オリジナルの楽曲と踊りを披露する「地音舎」(7月中旬、室戸市室戸岬町)
11日に総勢100人 結成3年目
 高知県室戸市初のよさこいチーム「地音舎(じおんや)」が今年の「第65回よさこい祭り」に初めて出場する。2016年の結成以来、市内外のイベントに精力的に参加し、経験を積んできた。遠距離のため、参加は11日の本番2日目のみとなるが、踊り子80人、スタッフ20人の総勢100人のメンバーは「魂を込めた演舞を見てほしい」と意気込んでいる。
 
 地音舎は一昨年9月、代表の中内那津子さん(36)ら母親仲間が「子どもによさこいを体験させたい」「室戸を盛り上げたい」と結成。「ジオパーク」「地元の音楽」の二つの意味をチーム名に込めた。
 
 当初のメンバーは約20人。正調から練習を始め、昨年3月に市内のイベントで初披露。メンバーが70人ほどに増えた昨秋には室戸の波をあしらったオリジナル衣装も完成した。
 
 オリジナル曲は今年5月に仕上がった。中内さんの友人で、同じく地元の室戸を盛り上げたいとの思いを共有していたマグロ漁船船長、竹村洋平さん(36)が手掛けた。

 竹村さんは「室戸の自然や大地、海」をイメージし、海上で作曲。「開放的で盛り上がれる」テンポのよい曲調に仕上げ、ジオパークを表す「隆起の国」、“室戸”の漢字から着想した「扉を開く」といったフレーズを冒頭に盛り込んだ。
 
 振り付けは高知市のダンスインストラクター、田村千賀さんに依頼。室戸の自然と人の生きざまを表現した踊りは、左右に揺れる動きは波しぶきを、鳴子を掲げたポーズは隆起する大地を表している。
 
 曲と踊りの初披露は7月の「土佐室戸鯨舟競漕(きょうそう)大会」。青空の下、笑顔とともに鳴子の音が広がり、観客から喝采を浴びた。
 
 中内さんは念願の大舞台に向け、「室戸らしさを一番に、元気に踊れるように頑張る」と力強く抱負を語っていた。(馬場隼)

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カテゴリー: 社会よさこい祭り室戸文化


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