2018.08.08 08:38

「点」で見ず「線」で考えて 高知・よさこいブルーインパルス飛行

航空自衛隊奈良基地開設60周年で飛行するブルーインパルス (2016年11月、奈良市=佐藤邦昭撮影)
航空自衛隊奈良基地開設60周年で飛行するブルーインパルス (2016年11月、奈良市=佐藤邦昭撮影)
自衛隊の現実が大きく変化 ジャーナリスト堤未果さんに聞く
 自衛隊や米軍の事情に詳しいジャーナリストの堤未果さん(47)=東京都=は、よさこい祭りなど各地の祭りでブルーインパルスが飛行するようになった背景として、社会や自衛隊を取り巻く状況の変化があるとし、「その日の飛行ショーが楽しければいいという『点』で見てはいけないと思う。『線』で見て考えてほしい」と語った。以下、本人談。 

 なぜ地方の祭りでブルーインパルスが飛ぶのか、立ち止まって考える必要がある。

取材に応じる堤未果さん。「日本社会は米国に近づいている?」との問いに「私はそう思う」(東京都内)
取材に応じる堤未果さん。「日本社会は米国に近づいている?」との問いに「私はそう思う」(東京都内)
 自衛隊は近年、かわいいアニメのポスターや漫画を作るなど、親しみやすいイメージづくりの広報に力を入れている。各地のお祭りやイベントでブルーインパルスを飛ばすようになったのも、こうした流れの一つだろう。

 自衛隊が現在、広報に注力するのは、入隊者が減っているからだ。減少の一因は、自衛隊の役割が変わっていることにある。

 2015年に安保法制が成立した。専守防衛が崩れ、海外派兵もできるようになった。すでに米軍との一体化が進み、共同で実弾訓練までするようになっている。...

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カテゴリー: 政治・経済よさこい祭り文化


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