2018.08.02 08:35

龍馬らの船クジラで表現 フィギュア4体を高知県室戸市で展示

海援隊の蒸気船「いろは丸」がクジラに変化した姿を表現したアート作品(室戸市吉良川町)
海援隊の蒸気船「いろは丸」がクジラに変化した姿を表現したアート作品(室戸市吉良川町)
企画展で飾るクジラの制作を住民らと一緒に行う芸術作家の山田勇魚さん(室戸市室戸岬町)
企画展で飾るクジラの制作を住民らと一緒に行う芸術作家の山田勇魚さん(室戸市室戸岬町)
いろは丸など
 高知県室戸市吉良川町の「キラメッセ室戸・鯨館」で、現代アート企画展「クジラが紡ぐ龍馬の夢」が開催されている。クジラの樹脂製フィギュア4体の内部には、坂本龍馬が海援隊で運用した西洋式蒸気船「いろは丸」や、幕末ゆかりの船の模型などが入れ込まれ、志士らが描いた夢が大海を巡り、世界を駆ける様を表現している。「志国高知 幕末維新博」関連行事で、9月2日まで。

 在京の芸術作家、山田勇魚(いさな)さん(30)の作品。山田さんは神奈川県出身で、多摩美術大、東京芸術大、同大学院を経て現在、東京芸大教育研究助手を務める。

 長い年月を経た道具に神や魂が宿る「付喪神(つくもがみ)」の伝承が作品テーマの一つで、沈んだ船がクジラに変化した姿を表した。以前、沈没船の付喪神がクジラになって母港に帰るシリーズ作「帰港」を個展で発表。それに鯨館関係者が興味を持ち、企画展が実現した。

 いろは丸を表現したクジラの内部には、同船の動力として使われたとされる石炭が「いろは丸展示館」(広島県福山市)から提供され、込められている。...

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カテゴリー: 主要社会幕末維新博室戸観光


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