2018.08.01 08:35

高知商業応援団も猛練習 甲子園出場へ急きょ結成OB指導

慶応大生(前列の左端と中央)にチアリーダーの指導を受ける高知商業高の生徒(31日午後、高知市の同校)
慶応大生(前列の左端と中央)にチアリーダーの指導を受ける高知商業高の生徒(31日午後、高知市の同校)
 第100回全国高校野球選手権に出場する高知商業高校(高知市大谷)に31日、野球部やダンス同好会の生徒を中心とした応援団が結成された。毎年のように甲子園に出場していたころは応援の技の伝承もあったが、今回は12年ぶりとあって、関係者からは「初出場校みたい…」の声も。それでも甲子園を経験したOBや慶応大学のチアリーダーら強力助っ人の力を借り、応援団も猛練習している。
 
 高知商業高校では1985年度の卒業生を最後に部活動としての応援部がなくなった。その後は甲子園に出場するたびに応援団を結成し、応援部OBが稽古を付けてきた。今回も鶴原正一さん(58)らが指導に駆け付けた。
 
 結成した応援団は、野球部2年の竹内優太さん(16)を団長に、11人の野球部員と、野球部の梶原大輔部長が顧問を兼任しているダンス同好会の31人で構成。
 
 鶴原さんによると、以前はアルプススタンドの雰囲気を知っている教員も多く、学校全体が甲子園なれしている部分があったという。この日の練習を見た鶴原さんは「初出場の学校を見てるみたい」。ブラスバンドやチアリーダーとの連携、相手チームへのエールの送り方など、「市商の応援」を一から指導した。
 
 チアリーダーにも強力なコーチを招いた。梶原部長が個人的に知り合いだった慶応大の教員に「チアリーダーを指導できる人はいないか」と打診。これを快諾してくれ、4年の塚本菜月さん(22)ら4人が指導役を買って出てくれた。
 
 この日の練習では、塚本さんらが高校生に立ち方や顔の向き、腕の張りなどをチェックし「胸を張って笑顔で応援するのが大切」とアドバイスしていた。
 
 ダンス同好会3年の池添里雛(りひな)さん(17)は「自分たちでも気付かない所まで指導してくれて、とてもためになった。立ち方から違う」とほほ笑む。応援団長の竹内さんは「練習時間が短くプレッシャーもあるけど、応援で勝てたと選手に言ってもらえるよう頑張ります」と気合を込めた。(川嶋幹鷹)

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