2018.07.31 08:35

伝統野菜を再評価 高知県香美市でブランド化へ逸品発掘

物部町神池地区に伝わるはちまき大豆と代々守り継いできた竹田伝さん(香美市物部町神池)
物部町神池地区に伝わるはちまき大豆と代々守り継いできた竹田伝さん(香美市物部町神池)
はちまき大豆、小キビ…
 その土地のみで古くから栽培され、愛されてきた「伝統野菜」が今、熱い。香美市では、新たな特産品にしようと市内で分布調査を開始。大規模な流通には乗らない、いわば“秘菜”の再評価が盛んになっている。

 香美市物部町。山深い神池地区には、陰陽師が京都から持ち帰ったと伝わる野菜がある。茶褐色の大豆で、白い筋がぐるっと巻いていることから「はちまき」。神池地区で代々農業を営む竹田伝(つたえ)さん(83)は「いつからあるか分からんけど、ひじいさんは育てよった。うちには欠かせん味よ」。

 収量が多く、病害虫にも強い。そして何よりおいしいからこそ、伝統野菜は地域で重宝され続けてきた。

 香美市では昨年、香美市商工会や高知工科大学が中心となり「ものづくり会議」が発足。今年6月末には、県の担当者らと神池地区で、はちまき大豆のほかサツマイモや小キビなどの伝統野菜を確認。今後も調査を重ね、“逸品”を発掘しブランド化をにらむ。

■スーパーも注目
 県によると、県内では主に5団体が伝統野菜の保存に取り組んでいる。県もPRパンフレットの作成や栽培費の補助などでバックアップする。...

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カテゴリー: 政治・経済主要香長


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