2018.07.25 08:34

日本独自の資源把握を 高知市でカツオ県民会議がシンポ

カツオの生態に詳しい二平章さん=中央=と資源問題を考えたシンポジウム(24日午後、高知市本町3丁目の高新文化ホール)
カツオの生態に詳しい二平章さん=中央=と資源問題を考えたシンポジウム(24日午後、高知市本町3丁目の高新文化ホール)
 高知カツオ県民会議の第3回シンポジウムが24日、高知市内で開かれた。カツオ研究40年の二平章さん(69)=茨城大学客員研究員=が講演し、太平洋でのカツオの移動ルートや、極小カツオの加工品を日本企業がめんつゆの原料として輸入している現状を紹介。カツオ資源を維持する国際交渉のため、「近海での不漁を訴えるだけでなく、大量漁獲や資源減少の実態を日本人自身が解析すべきだ」と訴えた。

 約140人が参加。受田浩之会長代理(高知大学副学長)が県民会議の活動を報告し、「カツオ資源への危機感は(カツオ産業に関わる)他国に共有されていない。原因を考えたい」と投げ掛けて開会した。

 二平さんは講演で、カツオが子孫を残すため以前より小型の段階で産卵していることや、海水温などの環境が良くても日本近海では漁獲量が低迷する現状を解説。「これらの原因は全て、資源全体の減少で説明が付く」と述べた。...

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カテゴリー: 社会カツオ県民会議社会高知中央


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