2018.07.23 08:32

高知県室戸市で豊漁祈り「シットロト踊り」 県無形民俗文化財

豊漁と海の安全を祈願する「シットロト踊り」(室戸市室津)
豊漁と海の安全を祈願する「シットロト踊り」(室戸市室津)
 高知県無形民俗文化財に指定され、豊漁と海の安全を祈願する「シットロト踊り」が22日、室戸市内の寺社など28カ所で奉納された。照り付ける日差しの下、花がさと浴衣姿の漁業関係者ら24人が伝統の踊りを披露した。

 市史によると、シットロト踊りは藩政期ごろに始まったとされ、毎年、旧暦6月10日に市内の漁協職員や漁師らが奉納。花がさには「難を去る」という願いを込めた猿のお守りが付けられ、色鮮やかな装いが特徴だ。

 踊りは午前4時半に始まり、太鼓やかねの音に合わせて「ヤー、シットロト」。扇子を片手に軽やかに舞う踊り子の声が、午後5時すぎまで響いた。

 室津の住吉神社前で踊りを見物した近くの女性(74)は「暑い中で踊り子さんが頑張りゆうき、見ちゃらんといかん。素朴で男らしい踊り。伝統を感じます」と話していた。(馬場隼)

カテゴリー: 文化・芸能室戸


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